用語集

アマルガム
歯の詰め物に使われる材料の一つで水銀化合物です。
水銀と銀とすずで作られています。
昔は虫歯の穴に詰める治療に使われていましたが、最近はあまり使用されない。

あまり使用されない原因の一つに使用時に水銀を使うことから危険に思われているようです。
水俣病などの有機水銀とは違い、また水銀ではなく水銀化合物です。

また、歯の詰め物に入っているのは無機水銀です。

水銀の有害性は広く知られているのですが、口の中の水銀化合物は、全身の健康に悪影響を及ぼす危険性があります。

まず初めに、口腔内の他の歯科材料による金属アレルギーと同様に、イオン化した水銀化合物が体内に入っていき、蛋白質と結合する事によって、過剰反応が引き起こされる原因となります。

アトピーのような皮膚の炎症や、足の裏や手のひらなどに掌蹠膿疱症という水泡状の湿疹が繰り返しあらわれたりという現象が起こりえます。

また、蒸発した水銀の蒸気を吸い込むと、すぐに組織の中に吸収されてしまい、細胞膜を通り、拡散されてしまいます。
水銀は、人体に有害な物質の中でも神経毒性の強い物質となっています。

全身に現れる様々な不快な症状、不眠・神経的なイライラ・感覚異常・頭痛・めまい・原因不明の痛み・アレルギー等は、もしかすると口の中のアマルガムが原因なのかもしれません。

実際にアマルガムを除去する事によって症状が改善されるケースも、少なくはありません。

また、妊産婦の方や子供を希望する女性にとって、アマルガムは更なる危険を秘めているのです。

水銀の為に妊娠がしにくくなってしまうという報告がある上、水銀が胎児や母乳にまで届く危険性があるという事です。

事実、1998年4月に、イギリス厚生省は妊婦にアマルガムの詰め物をさせないようにと警告を発しました。
医療先進国のスウェーデンでも、1987年に政府が同様の発表をしているそうです。