用語集

親知らず(おやしらず)
第3大臼歯の俗称です。智歯。

抜いた方が良い歯は親知らずとよく言われています。その理由は下記4つです。
1.歯並びが悪くなる(抜いた後に歯の矯正治療するのがベストです。)
2.虫歯になりやすい(歯を磨きづらい)
3.口臭の原因になる(食べかすが発酵する)
4.妊娠中に病む事が多い(妊娠前に抜いておきましょう)
親知らずは歯肉の炎症を起こしやすい状態となってしまいいがちです。
歯肉に部分的に被ったままになることにより不潔になりやすい環境になってしまうためです。

20歳前後の人に発生する頻度が非常に多い疾患の一つです。周囲の軟組織や顎骨(あごの骨)に智歯周囲炎が広がると顔が腫れあがったり、
食事をとる際、口を開けることが困難になってしまうこともあります。智歯周囲炎(ちししゅういえん)とこれを呼びます。

この智歯周囲炎を患ってしまった場合は場合は、化膿どめ(抗菌薬)や痛み止め(消炎鎮痛薬)の投与、
これら以外にも、うがい薬などを併用して炎症を鎮めた後、
被った歯肉を切除(歯肉弁切除)を行った後、様子を見るといった経過観察を行う場合もありますので覚えておくと良いでしょう。

しかし、炎症をくり返していたり、親知らずの生える方向が悪かったりするような場合は、抜歯することが最適と言われています。

適正に生えないことが多い親知らずは、「こんな歯は不要だから抜いてしまえ!」というのはかなり危険で乱暴な話なのですが、
親知らずだからとりあえず抜かなくてはいけないではなく、なにも問題がなく正常に生えて機能している場合や、手前の奥歯が虫歯などで抜けてしまってない場合は、

もし虫歯になった際、その部分を補う形で入れ歯やブリッジ等の土台に活用することが出来るため、そのまま残しておいた方が良いこともあるので注意してください。

虫歯にもなっていない、異様な生え方をしていない親知らずを抜くというのは決して気軽な行為ではなく、 処置によってはその後に腫れや激痛などを伴い不快な症状が生じたりしてしまいます。 また少なからずリスクを伴いますのでよく考えてから歯についていろいろ施しましょう。
親知らずを抜くメリットとデメリットについて理解した上で歯科医師と十分に相談されてから、歯を抜くという行為は取り返しがつかないことを認識したうえで、決断するべきです。
親知らずを抜いた方が良い場合と、抜いてはいけない場合、はたまた一旦様子を見て経過を見てからあらためて考えた方がよい場合の目安を以下でお話いたします。

抜いた方がよい場合

むし歯が親知らず自体あるいは手前の歯までもむし歯になってしまったらすみやかに抜いた方が良いでしょう。 一番奥の歯が親知らずなので底の部分は治療器具が見づらく、届きにくいです。しかもその後の手入れも困難です。
また、治療が終わり完治したとしても再びむし歯になる可能性があり、むしろなりやすい状態なので、親知らずがむし歯になったらあえて治療をせずに抜いてしまった方がよい場合があります。

もし手前の第二大臼歯がむし歯に侵されてしまった場合は、親知らずをすみやかに抜いて第二大臼歯のむし歯を処置しなければいけません。
これをもし長期にわたって放置してしまうと第二大臼歯までもが虫歯に侵されたりし、結果悪くなりすぎて抜くことになる恐れもあるので注意して歯を磨いてください。