用語集

圧排(あっぱい)
一時的に歯肉を広げて縁部を明確・精密に型取りできるようにする作業で、 主に歯と歯肉の間に細い糸を入れて型取りをします。

歯肉圧排と言われます。
物理的(歯肉圧排糸などを利用)あるいは化学的(収斂剤などを利用)、さらには外科的(電気メスやレーザーなどを利用)な方法によって支台歯(窩洞)周囲の歯肉を排除する手技の総称です。
その目的としては、
(1)支台歯(窩洞)形成時に、歯肉の損傷を避けつつ歯肉縁下のフィニッシュラインを明確に仕上げること。
(2)暫間被覆冠やプロビジョナルレストレーションのマージン適合性を向上させること。
(3)印象採得時に支台歯(窩洞)のフィニッシュラインおよび直下の歯質を明示し、正確な歯型の製作と適切なエマージェンスプロファイルの決定を行うこと。
(4)歯肉からの浸出液・血液による印象材への影響を予防すること。
(5)補綴装置の試適あるいは装着時の適合性の確認を容易にすること。
(6)歯肉からの浸出液や血液による装着材料の汚染を予防すること。
(7)歯肉縁下への余剰セメント迷入とその除去にともなう侵襲を予防する、

の7点が挙げられます。